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天童製麺の歩み

創業に至るまで




天童製麺のある山形県天童市は 東北3大乾麺生産地の1つとして数えられる歴史ある産地です。 その天童市で生まれ育った創業者の伊藤 義廣は子供の頃から祖父の鴨じいさんの鴨猟を手伝い、とった鴨肉で鴨そばを家族でよく食していた。そのため蕎麦及び麺に慣れ親しんで育ったことから、漠然と麺作りに関する仕事がしたいとの思いがあった。一度は就職し会社員として働いたが、おいしい麺を自分で作りたい、、、その思いを捨てられず、一大決心し昭和63年有限会社天童製麺を設立した。
創業者の祖父 伊藤 礼太郎
「鴨じいさん」〜原崎沼の鴨を守った〜
伊藤 礼太郎 明治30年5月8日
天童市(旧北村山群山口村)生まれ
弊社がある山形県天童市山口地区には原崎沼という自然沼があり、網を張っての鴨猟が以前から認められ鴨組合の組合長を務めていた。
終戦を迎え、神町駐屯地にアメリカ軍が駐留し、猟銃による鴨猟の禁止を破り鉄砲による鴨撃ちを始めた。
鴨を守るため、駐屯地に出向き軍に直談判し、米兵を立ち入り禁止にした。
そして沼に寄らなくなった鴨たちも次第に姿を見せるようになり平和な原崎沼に戻った。
創業から現在まで
昭和63年有限会社天童製麺設立。
当社の看板商品そばそうめん、よもぎめん、王将そばの商品開発を行う。
特にそばそうめんは、田舎風の太麺が主流の山形そばにおいて、細い山形そばを作りたいとの思いから試行錯誤を繰り返し製品化、現在まで当社の看板商品になり、県外のお客様にも好評をいただいております。
小さい製麺会社ですが麺一筋30年、昔ながらの製法とこだわりの味を守り続け、日夜心をこめて麺作りしています。
ゆりあげ港朝市の天童製麺
乾麺の製造販売業だけではなく、平成14年より宮城県名取市のゆりあげ港朝市にて麺、スープにもこだわった直営店を営業しております。
